お弁当用おかずの冷凍保存法|作り置きで時短&美味しさキープ
忙しい朝に毎日お弁当を作るのは大変です。そんな時に便利なのがおかずの冷凍保存。作り置きしておけば、朝は詰めるだけでOK。さらに、冷凍保存の方法を工夫すれば、味や食感を損なわずに美味しく楽しめます。ここでは、お弁当用おかずの冷凍保存法を詳しく解説します。
1. 冷凍に向くおかず・向かないおかず
冷凍に向くおかず
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唐揚げ、ハンバーグ、焼き魚などの肉・魚料理
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卵焼き、だし巻き卵
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野菜の煮物、きんぴら、ひじき煮
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焼き野菜、炒め物
冷凍に向かないおかず
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生野菜サラダ(特にレタス、トマトなど水分の多いもの)
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揚げ物で衣が柔らかくなりやすいもの(カツ、天ぷらなどは冷凍向きではない場合あり)
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ゼリーやフルーツ(凍ると水っぽくなるもの)
2. 冷凍保存の基本ルール
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粗熱を取る
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熱いまま冷凍すると霜がつきやすく、味が落ちやすい
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小分けにする
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食べる分だけ取り出せるようにラップや保存容器で小分け
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空気を抜く
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フリーザーバッグに入れる場合は空気をしっかり抜くと冷凍焼け防止
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平らにして冷凍
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バッグを平らにすると早く凍り、積み重ねも可能
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3. おかず別・冷凍保存テクニック
3-1. 肉・魚料理
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唐揚げ・ハンバーグ
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焼いて冷ました後、ラップで1人分ずつ包み冷凍
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食べるときは自然解凍せず、電子レンジやオーブンで温め直す
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焼き魚
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小分けにラップ、さらにジップ付き袋に入れて冷凍
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解凍は電子レンジやフライパンで短時間加熱
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3-2. 卵料理
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卵焼き・だし巻き卵
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食べやすいサイズに切り、ラップで包んで冷凍
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解凍は自然解凍でもOK、短時間レンジ加熱で温めると◎
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3-3. 野菜のおかず
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きんぴらごぼう・煮物
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完全に冷ましてから小分けにしてラップで包む
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煮汁ごと冷凍すると味がなじみやすい
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炒め物
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冷凍前に軽く炒め、油でコーティングすると食感を保てる
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4. 冷凍保存の便利テクニック
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トレーやカップを活用
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アルミカップや製氷皿を使うと、1食分ずつ冷凍できて便利
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まとめて作って週末作り置き
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週末にまとめて作ると平日の朝は詰めるだけでOK
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ラベルで管理
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食材名・作った日付を記入して、消費期限を把握
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5. 冷凍おかずで失敗しないポイント
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水分が多いおかずは一度加熱してから冷凍
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揚げ物は衣がべたつかないようラップで包む
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味付けは少し濃いめにすると解凍後も美味しい
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冷凍期間は目安1週間〜2週間程度
まとめ
お弁当用おかずの冷凍保存は、時短・味・食材ロス防止の3つのメリットがあります。冷凍に向くおかず・向かないおかずを見極め、粗熱を取って小分け・空気抜き保存をすることがポイントです。ちょっとした工夫で、毎日の弁当作りがぐっとラクになります。