お金がなくても歯並びを治したい!諦める前に知っておきたい分割払いや公的制度の活用法


「鏡を見るたびに自分の歯並びが気になる」「でも、矯正治療は100万円単位でお金がかかるから無理……」と、最初から諦めてしまっていませんか?

歯並びを治したいという願いは、単なる見た目の問題だけではありません。噛み合わせが良くなることで健康面にもプラスの影響がありますし、何より自分に自信が持てるようになります。

実は、今すぐまとまった現金が手元になくても、歯並びを綺麗にする方法はいくつか存在します。この記事では、費用を抑える工夫や、月々の負担を軽くする支払い方法、さらには保険適用になるケースまで、具体的な解決策を詳しく解説します。


歯列矯正の費用が高額になる理由と相場

そもそも、なぜ歯の矯正にはこれほどまでにお金がかかるのでしょうか。まずは現状を正しく把握しましょう。

自由診療が基本であること

日本の公的医療保険制度では、見た目を美しくするための「審美目的」の治療には保険が適用されません。そのため、歯科医院が独自に価格を設定する「自由診療」となり、全額自己負担となるのが一般的です。

治療期間と専門技術のコスト

矯正は1ヶ月で終わるものではありません。数年にわたって定期的に通院し、歯科医師による高度な調整が必要です。装置の材料費に加え、この長期的な技術料が費用に含まれています。

一般的な費用の目安

  • ワイヤー矯正(全体): 約60万円〜100万円

  • マウスピース矯正(全体): 約60万円〜100万円

  • 部分矯正: 約10万円〜40万円


お金がない時に検討すべき4つの具体的な支払い方法

「一括払いは無理だけど、月々数千円なら払える」という方は多いはずです。現代の歯科治療では、支払い方の選択肢が広がっています。

1. デンタルローンの活用

デンタルローンは、歯科治療に特化したローンです。一般的なカードローンやフリーローンに比べて金利が低めに設定されていることが多く、最大で84回や120回といった長期分割が可能な場合もあります。

月々の支払額をスマートフォンの通信料程度に抑えることも可能なため、学生や若手社会人の方でも利用しやすい仕組みです。

2. クレジットカードの分割払い

普段使っているクレジットカードで決済し、後から分割払いやリボ払いに変更する方法です。ポイントが貯まるメリットがありますが、デンタルローンに比べると手数料(金利)が高くなる傾向があるため、シミュレーションが必要です。

3. 院内分割(窓口分割)

歯科医院が独自に行っている分割払いです。信販会社を通さないため、金利手数料がかからないケースがあります。「治療期間中に全額を分割で支払う」という条件が多いですが、利息負担がない分、総額を抑えられます。

4. ボーナス払いとの併用

まとまった収入がある時期に多めに支払うことで、月々の負担を軽減できます。


費用を最小限に抑えるための賢い選択肢

支払い方法を工夫するだけでなく、治療法そのものを選び直すことでコストを大幅に下げられる可能性があります。

部分矯正を選択する

前歯のガタつきだけが気になる場合、奥歯を含まない「部分矯正」という選択肢があります。全体の矯正に比べて期間が短く、費用も3分の1から半分程度に抑えられるのが魅力です。ただし、噛み合わせの状態によっては適応できないこともあるため、カウンセリングでの相談が必須です。

複数のクリニックで無料カウンセリングを受ける

矯正の料金体系は歯科医院によって大きく異なります。

  • トータルフィー制(総額提示方式): 最初に出された金額に、毎回の調整料が含まれている。

  • 処置料制: 毎回の通院ごとに数千円の調整料がかかる。

    トータルでどちらが安くなるか、複数の見積もりを比較することが大切です。最近では相談料を無料にしているクリニックも多いため、まずはプロの意見を聞きに行きましょう。

マウスピース矯正のブランドを比較する

近年、デジタル技術の進化により、従来よりも安価に提供されるマウスピース矯正ブランドが増えています。重度の症例には向きませんが、軽微な並びの修正であれば、ブランド選びによって数十万円単位で費用が変わることもあります。


知ってお得!お金が戻ってくる・安くなる制度

「支払うお金」を減らすだけでなく、「戻ってくるお金」や「安く済む条件」を知っておくことも重要です。

医療費控除を必ず申請する

自分や家族のために支払った医療費が年間10万円(所得によってはそれ以下)を超えた場合、確定申告をすることで所得税の一部が還付され、住民税が軽減されます。

「審美目的」は対象外とされることが多いですが、「咀嚼障害がある」「歯並びが悪くて健康に支障が出ている」と診断された場合の矯正治療は、医療費控除の対象として認められるケースがほとんどです。領収書は必ず保管しておきましょう。

保険適用になるケースを確認する

実は、特定の条件を満たす場合は健康保険が適用されます。

  • 厚生労働大臣が定める「先天性の疾患」に起因する歯列不正。

  • 顎の骨自体を外科的に手術する必要がある「顎変形症」。

  • 前歯が3本以上うまく生えてこない(埋伏歯)ことによるもの。

    これらに該当する場合、3割負担で治療が受けられるため、指定の医療機関(自立支援医療機関など)を受診してみてください。


モニター制度や大学病院の検討

さらに費用を抑える特殊な方法もご紹介します。

矯正モニターに応募する

新しい装置の導入時や、症例写真を広告に使用することを条件に、通常料金の20%〜50%オフで治療を受けられる「モニター募集」を行っている歯科医院があります。顔出しの有無など条件は様々ですが、マッチすれば非常に安く治療できます。

大学病院での治療

歯学部の附属病院などは、教育・研究機関としての側面があるため、一般の歯科医院よりも基本料金が低めに設定されていることがあります。最新の設備が整っている安心感もありますが、待ち時間が長い、担当医が交代するといった面もあるため、利便性と比較して検討しましょう。


歯並びを放置することの隠れたコスト

「今はお金がないから」と放置し続けることが、将来的にさらなる出費を生む可能性についても考えておく必要があります。

  • 虫歯・歯周病のリスク: 重なった歯の間は磨き残しが多くなり、将来的に高額なインプラントや入れ歯の費用がかかるリスクが高まります。

  • 心理的影響: コンプレックスによるストレスや、笑顔をためらうことによる機会損失は、お金に換えがたいものです。


まとめ:一歩踏み出すためのアクションプラン

「お金がないから無理」と決めつけるのは、すべての選択肢を調べてからでも遅くありません。まずは以下のステップを試してみてください。

  1. 「矯正 無料カウンセリング」で近所の歯科医院を検索する。

  2. 自分の歯並びが「部分矯正」や「保険適用」の対象か聞く。

  3. デンタルローンを利用した場合の「月々の支払額」を出してもらう。

  4. 医療費控除による還付額をシミュレーションする。

今の時代、月々数千円からの支払いで理想の歯並びを手に入れることは決して夢ではありません。無理のない範囲で、一生モノの笑顔を手に入れるための計画を立ててみましょう。


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