裏側矯正は喋りにくい?マウスピースは?矯正装置の種類別「滑舌への影響」と慣れるまでの期間
「歯並びを綺麗にしたいけれど、矯正をすると仕事や会話に支障が出るのでは?」と不安に思っていませんか?特に接客業や営業職、人前で話す機会が多い方にとって、矯正装置による**「滑舌の悪化」**は非常に気になるポイントです。
結論から言うと、どの矯正装置を選んでも最初は違和感がありますが、装置の種類によって「苦手になる音」や「慣れるまでの期間」には大きな違いがあります。
この記事では、代表的な矯正装置ごとに滑舌への影響を徹底比較し、少しでも早く普段通りに喋れるようになるためのコツを詳しく解説します。
1. 矯正装置の種類別:滑舌への影響度を比較
矯正装置は、歯の表面につけるもの、裏側につけるもの、そして取り外しができるものに分けられます。それぞれの特徴と滑舌への影響を見ていきましょう。
表側矯正(ワイヤー矯正)
歯の表面に「ブラケット」という装置をつけ、ワイヤーを通す最も一般的な方法です。
滑舌への影響: 比較的少ない
苦手になりやすい音: パ行、バ行、マ行(唇が装置に当たるため)
理由: 装置が唇の裏側に当たるため、唇を閉じる動きが少し邪魔されます。しかし、舌の動きを妨げないため、サ行やタ行への影響は限定的です。
裏側矯正(リンガル矯正)
歯の裏側に装置をつけるため、周囲に気づかれにくいのが最大のメリットです。
滑舌への影響: 大きい
苦手になりやすい音: サ行、タ行、ラ行(舌が装置に当たるため)
理由: 舌が本来当たる場所に装置があるため、舌の動きが制限され、空気が漏れやすくなります。最初は「サ行」が「シャ行」のように聞こえることが多く、慣れが必要です。
マウスピース型矯正(インビザラインなど)
透明なマウスピースを装着して歯を動かす方法です。
滑舌への影響: 非常に少ない
苦手になりやすい音: 特になし(全体的に少し厚みを感じる程度)
理由: 装置が非常に薄く、歯の形にフィットしているため、舌の動きへの影響が最小限です。取り外しができるため、どうしても重要な場面では外すという選択肢もあります。
2. 「喋りにくさ」はいつまで続く?慣れるまでの期間
新しい装置をつけた直後は、誰でも口の中に異物感があり、喋りにくさを感じます。しかし、人間の適応能力は高く、一定期間を過ぎれば自然に話せるようになります。
| 装置の種類 | 違和感が消える目安 | 普段通りに喋れる目安 |
| 表側矯正 | 3日〜1週間 | 1週間〜2週間 |
| 裏側矯正 | 1週間〜2週間 | 1ヶ月程度 |
| マウスピース矯正 | 1日〜3日 | 数日以内 |
※個人差がありますが、ほとんどの方は1ヶ月も経てば装置がある状態での舌の動かし方をマスターし、滑舌の悩みは解消されます。
3. 矯正中に滑舌を早く安定させる「3つの対策」
「一刻も早く以前のように喋りたい!」という方のために、即効性のある対策をご紹介します。
① 音読トレーニング
教科書や新聞、好きな本を声に出して読みましょう。特に苦手だと感じる音が含まれる単語を繰り返し発音することで、脳と舌が「装置を避けた新しい動き」を学習します。
② 舌のポジションを意識する
裏側矯正の場合、装置がある分だけ舌を少し手前に引く、あるいは上下の隙間を意識して調整する必要があります。鏡を見ながら、どの位置に舌を置けばクリアな音が出るか探ってみましょう。
③ 矯正用ワックスを活用する(ワイヤー矯正の場合)
ブラケットが唇や舌に当たって痛みがある場合、痛みをかばおうとして不自然な喋り方になってしまいます。専用のワックスで装置を保護することで、スムーズに口を動かせるようになります。
4. 矯正装置を選ぶ際の「滑舌」チェックポイント
仕事柄、どうしても滑舌を維持したい場合は、以下のポイントを基準に選んでみてください。
マウスピース矯正を第一候補にする: 接客や電話対応が多い方には、最も影響が少ないマウスピース型が最適です。
ハーフリンガル矯正を検討する: 「上は裏側(見えない)、下は表側(滑舌重視)」という選択肢もあります。下の歯の裏側は舌が頻繁に触れるため、下を表側にするだけで滑舌のストレスは大幅に軽減されます。
装置の薄さにこだわる: 最近の裏側矯正装置は非常に小型化されています。カウンセリング時に、装置の厚みがどの程度か確認してみましょう。
5. まとめ:滑舌の不安よりも「得られる未来」に目を向けて
「矯正装置をつけると喋りにくくなる」というのは事実ですが、それはあくまで一時的なものです。装置が外れた後には、整った歯並びによって空気の漏れが解消され、矯正前よりも格段にクリアで聞き取りやすい声を手に入れることができます。
一時的な不自由さを恐れて、理想の笑顔や健康な噛み合わせを諦めるのはもったいないことです。最近では技術の進歩により、滑舌への影響を最小限に抑えた治療法もたくさんあります。
まずは歯科医院で「仕事で話す機会が多い」という事情を伝え、自分に最適な装置を提案してもらうことから始めてみましょう。
次の一歩として:
あなたが今、一番不安に思っていることは何ですか?装置の種類によるメリット・デメリットを比較した表をもう一度見直して、自分のライフスタイルに合うものを選んでみてください。不安な点は、無料カウンセリングでプロに相談してみるのが一番の解決策です。
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