目立たず内向きの歯を治すには?マウスピース矯正と裏側矯正の費用・期間を徹底比較


「内向きの歯を治したいけれど、ギラギラしたワイヤーが見えるのは嫌」「仕事柄、矯正していることを周りに知られたくない」

歯が内側に倒れている「内傾歯(ないけいし)」の悩みは、見た目だけでなく、口元のボリューム感や噛み合わせにも関わる切実なものです。幸いなことに、現代の矯正技術では「誰にも気づかれずに」歯並びを整えることが十分に可能です。

中でも人気の高い「マウスピース矯正」と「裏側矯正」。自分にはどちらが合っているのか、費用や期間、それぞれの得意分野を徹底比較して解説します。


1. 「マウスピース矯正」と「裏側矯正」の特徴をチェック

どちらも「目立たない」という点では共通していますが、仕組みや日常生活への影響は大きく異なります。

マウスピース矯正(インビザラインなど)

透明なプラスチック製のマウスピースを1日20時間以上装着し、段階的に歯を動かしていく方法です。

  • 見た目: 近くで見てもほとんど分かりません。

  • 着脱: 自分で取り外しができるため、食事や歯磨きはいつも通り行えます。

  • 内向きの歯へのアプローチ: 歯列を外側に広げる動きを得意としており、内向きの歯を適切な角度に起こすのに適しています。

裏側矯正(舌側矯正)

歯の裏側にブラケットとワイヤーを固定する方法です。

  • 見た目: 装置が完全に隠れるため、口を大きく開けない限り外からは見えません。

  • 着脱: 固定式なので、自分では外せません。24時間常に力がかかり続けます。

  • 内向きの歯へのアプローチ: 歯科医師が細かくワイヤーを調整するため、複雑なねじれや重度のガタつきを伴う内向きの歯もしっかり動かせます。


2. 費用と期間を徹底比較

矯正治療は自由診療のため歯科医院によって異なりますが、一般的な相場(2026年時点の目安)をまとめました。

比較項目マウスピース矯正(全体)裏側矯正(全体)
費用相場約60万〜100万円約100万〜150万円
治療期間約1年〜2年半約2年〜3年
通院頻度1.5ヶ月〜2ヶ月に1回1ヶ月に1回
痛みの強さ比較的少ない(じわじわ動く)装置が舌に当たる違和感がある

注:前歯のみなどの「部分矯正」の場合、マウスピース矯正なら20万円〜45万円程度、裏側矯正なら30万円〜70万円程度と、費用・期間ともに抑えられるケースもあります。


3. 内向きの歯(内傾歯)にはどちらがおすすめ?

「どちらが良いか」は、あなたの歯の状態とライフスタイルによって決まります。

マウスピース矯正が向いている人

  • 自己管理が得意な人: 1日20時間以上の装着を自分で守れることが大前提です。

  • 食事を自由に楽しみたい人: 取り外して食事ができるため、食べ物の制限がありません。

  • 金属アレルギーが心配な人: プラスチック素材のため、金属アレルギーの方でも安心です。

裏側矯正が向いている人

  • 自己管理に自信がない人: 固定式なので、着け忘れで治療が遅れる心配がありません。

  • 重度のガタつきがある人: 歯が極端に内側に倒れていたり、他の歯と重なり合ったりしている場合は、ワイヤーの強い力が必要なことがあります。

  • 絶対にバレたくない人: どんな至近距離でも、装置が見えるリスクをゼロにしたい場合に最適です。


4. 治療を検討する際の注意点

内向きの歯を治す際、以下のポイントを事前に確認しておきましょう。

  1. 「抜歯」の必要性

    歯を外側に起こすためのスペースが足りない場合、抜歯が必要になることがあります。マウスピース矯正は「非抜歯(抜かない)」での治療計画が立てやすいと言われていますが、骨格によってはワイヤー矯正が推奨されることもあります。

  2. 保定期間(リテーナー)

    矯正が終わった後、歯は元の位置に戻ろうとします。せっかく内向きを治しても、保定装置をサボると後戻りしてしまいます。

  3. トータルコストの確認

    提示された金額に「毎月の調整料(5,000円〜1万円程度)」や「保定装置代」が含まれているか、必ず確認しましょう。


5. まとめ:まずはデジタルシミュレーションを

「マウスピースで治るのか、それとも裏側矯正が必要なのか」は、レントゲンや3Dスキャンによる精密な診断を受けなければ分かりません。

最近のクリニックでは、治療前に**「自分の歯がどう動いて、最終的にどんな顔立ちになるのか」**を画面上で確認できるシミュレーションを行っています。特に内向きの歯は、角度が変わるだけで唇の厚みやほうれい線の見え方が変わるため、このシミュレーションは非常に重要です。

まずは「無料相談」や「カウンセリング」を利用して、自分の歯に最適な目立たない治療法を提案してもらうことから始めてみませんか?


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