大人の歯科矯正、費用相場はいくら?マウスピースとワイヤーの料金・期間を徹底比較
「歯並びを整えたいけれど、一体いくらかかるんだろう?」
「マウスピースとワイヤー、自分にはどちらが合っているの?」
大人になってから歯科矯正を検討するとき、真っ先に頭に浮かぶのは「費用」と「期間」の不安ではないでしょうか。歯科矯正は基本的に自由診療のため、クリニックによって価格設定が異なり、比較が難しいのが現状です。
この記事では、大人の歯科矯正における最新の費用相場を徹底解説します。人気のマウスピース矯正(インビザラインなど)と、確実性の高いワイヤー矯正の料金・期間・特徴を分かりやすく比較。さらに、高額な治療費を賢く抑えるための「医療費控除」や「支払い方法」の秘訣まで、具体的にご紹介します。
【種類別】大人の歯科矯正の費用相場・期間一覧
歯科矯正の費用は、歯を動かす範囲(全体か部分か)や、使用する装置の種類によって大きく変動します。まずは一般的な相場を比較表で見てみましょう。
| 矯正方法 | 費用相場(全体) | 費用相場(部分) | 治療期間の目安 |
| マウスピース矯正 | 60万円〜100万円 | 10万円〜40万円 | 1年〜2年半 |
| ワイヤー矯正(表側) | 60万円〜130万円 | 30万円〜60万円 | 1年〜3年 |
| ワイヤー矯正(裏側) | 100万円〜170万円 | 40万円〜70万円 | 1.5年〜3年 |
| ハーフリンガル | 80万円〜150万円 | ー | 1.5年〜3年 |
※ハーフリンガル:上を裏側、下を表側にするハイブリッド方式。
1. マウスピース矯正(インビザライン等)
透明な装置で「目立たない」ことが最大のメリットであるマウスピース矯正。特に世界シェアの高い「インビザライン」などが有名です。
特徴とメリット
目立たない:透明なプラスチック製なので、装着していても周囲に気づかれにくい。
取り外し可能:食事や歯磨きの際に外せるため、衛生的で食事の制限がない。
痛みが少ない:段階的に少しずつ歯を動かすため、ワイヤーに比べて違和感や痛みが抑えられやすい。
注意点
自己管理が必須:1日20〜22時間以上の装着時間を守らないと、計画通りに歯が動きません。
適応できないケースがある:重度の不正咬合や、歯を大きく移動させる必要がある場合は、ワイヤー矯正の方が推奨されることがあります。
2. ワイヤー矯正(表側・裏側)
最も歴史があり、幅広い症例に対応できるのがワイヤー矯正です。
表側矯正(ラビアル)
歯の表面にブラケットを装着する方法です。
メリット:最も費用を抑えやすく、確実な治療結果が得られやすい。最近では、白や透明な目立ちにくいブラケット(セラミック・ジルコニア)も人気です。
デメリット:装置が目立ちやすく、口内炎ができやすい。
裏側矯正(リンガル)
歯の裏側に装置を装着する、究極の「見えない矯正」です。
メリット:他人に矯正していることを全く知られずに治療を完結できる。
デメリット:高度な技術が必要なため費用が最も高額。また、舌が装置に触れるため、最初は発音がしづらく感じることがあります。
歯科矯正以外にかかる「隠れた費用」に注意
「装置代」の他にも、治療プロセスごとに発生する費用があります。カウンセリング時にこれらが含まれているか(トータルフィー制度か)を確認することが重要です。
相談・カウンセリング料(0円〜5,000円)
精密検査・診断料(2万円〜5万円)
レントゲン、CT撮影、歯型採取、顔貌写真など。
調整料・処置料(3,000円〜1万円 / 回)
月に一度程度の通院ごとに発生します。
保定装置(リテーナー)代(2万円〜6万円)
矯正終了後、歯が元の位置に戻らないように固定する装置です。
抜歯費用(5,000円〜1.5万円 / 1本)
歯を並べるスペースを作るために抜歯が必要な場合。
高額な費用を安く、賢く支払う3つの方法
歯科矯正は「自分への投資」とはいえ、100万円近い出費は大きな決断です。負担を軽減する仕組みを賢く活用しましょう。
① 医療費控除で税金が戻ってくる
本人または生計を共にする家族が、1年間(1月〜12月)に支払った医療費が合計10万円(所得200万円未満の場合は所得の5%)を超えた場合、確定申告をすることで所得税の還付や住民税の軽減が受けられます。
ポイント:大人の矯正でも「噛み合わせの改善(咀嚼機能の向上)」が目的であれば対象となります。通院のための交通費も対象になるので、領収書は必ず保管しておきましょう。
② デンタルローンを活用する
銀行や信販会社が提供する、歯科治療専用のローンです。
メリット:クレジットカードの分割払いに比べて金利が低く設定されていることが多いです。月々1万円程度からの支払いに設定でき、無理なく治療を開始できます。
③ トータルフィー(総額制)のクリニックを選ぶ
最初から「リテーナー代や調整料もすべて込み」の価格を提示してくれるクリニックを選べば、途中で追加費用が発生する不安がなく、予算計画が立てやすくなります。
まとめ:後悔しない矯正選びのために
大人の歯科矯正は、単に見た目を整えるだけでなく、将来的な歯の寿命を延ばし、自分への自信を取り戻す価値ある選択です。
安さだけで選ばない:格安の矯正は適応範囲が狭かったり、追加費用がかさんだりすることもあります。
専門医の診断を受ける:自分の歯並びにはマウスピースとワイヤー、どちらが最も効率的で綺麗になるか、複数のクリニックで相談(セカンドオピニオン)することをおすすめします。
一生モノの美しい歯並びを手に入れるために、まずは信頼できるパートナーとなる歯科医院を見つけることから始めましょう。
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