顔の印象が変わる?「舌の位置」と「口呼吸」がもたらす顔立ちの変化と、今すぐできる改善トレーニング


「最近、顔が長くなった気がする」「鏡を見ると口角が下がっていて老けて見える」と悩んでいませんか?

実は、顔の印象を左右するのは、肌のケアやメイクだけではありません。お口の中の**「舌の位置」と、無意識に行っている「呼吸の仕方」**が、顔の骨格や表情に劇的な変化をもたらすことが分かっています。

特に「口呼吸」が癖になっていると、顔の筋肉が緩み、フェイスラインが崩れるだけでなく、歯並びや全身の健康にまで悪影響を及ぼします。この記事では、理想的な顔立ちを手に入れるための「正しい舌の位置」と、口呼吸を改善して横顔美人を目指す具体的なトレーニング方法を徹底解説します。


なぜ「舌の位置」だけで顔が変わるのか?

「舌は筋肉の塊」であることをご存知でしょうか。舌が正しい位置にあるかどうかは、顔の土台となる骨格に持続的な圧力をかけ続けるため、矯正装置と同じような役割を果たしています。

正しい舌の位置「スポット」とは

理想的な舌の位置は、舌の先が上の前歯の付け根の少し後ろにある**「スポット」**と呼ばれる膨らみに触れ、さらに舌全体が上顎(口蓋)にぴったりと吸い付いている状態です。

この状態にあると、舌が上顎を内側から支えるため、頬のラインが引き締まり、鼻筋の通った立体的な顔立ちが維持されます。逆に、舌が下に落ちている「低位舌(ていいぜつ)」の状態だと、顔の筋肉が外側に広がり、締まりのない印象になってしまいます。


恐ろしい「アデノイド顔貌」と口呼吸のリスク

口呼吸が習慣化すると、顔の形そのものが変形してしまうことがあります。これを専門用語で**「アデノイド顔貌」**と呼びます。

口呼吸が招く顔立ちの変化

  • 面長な顔立ち: 口が常に開いているため、下顎が後退し、顔全体が縦に伸びた印象になります。

  • 顎のラインがぼやける: 顎下の筋肉が使われず、二重顎や「顎がない」状態に見えやすくなります。

  • 口角の下落: 口周りの筋肉(口輪筋)が衰え、不満そうな表情に見えてしまいます。

  • 歯並びの悪化: 舌の支えがないため、上顎が狭くなり、出っ歯やガタガタの歯並び(叢生)を招きます。

健康面への悪影響

口呼吸は冷たく乾燥した空気を直接肺に送るため、免疫力の低下や喉の腫れ、睡眠時無呼吸症候群、さらには激しいいびきの原因にもなります。美容面だけでなく、健康を維持するためにも鼻呼吸への転換が不可欠です。


あなたは大丈夫?舌の位置チェックリスト

まずは、今の自分の状態を確認してみましょう。以下の項目に1つでも当てはまる方は、舌の筋肉が衰えている可能性があります。

  1. 何もしていない時、口がわずかに開いている

  2. 舌の側面に歯型がついている

  3. 飲み込む時に舌を前に突き出す癖がある

  4. 口の中が乾きやすい

  5. 起床時に喉がヒリヒリする

  6. いびきを指摘されたことがある

これらに心当たりがある方は、今日から紹介するトレーニングを取り入れて、お口周りのリセットを行いましょう。


劇的改善!表情を若返らせるトレーニング方法

顔のたるみや口呼吸を改善するためには、お口周りの筋肉を根本から鍛える必要があります。道具を使わずに、家事や仕事の合間にできる効果的なメソッドを紹介します。

1. 「あいうべ体操」で口筋をフル活用

内科医の今井一彰先生が提唱する、口呼吸改善の代名詞的なトレーニングです。

  1. 「あー」:口を大きく円形に開く

  2. 「いー」:口を横に思い切り広げる(首の筋が立つくらい)

  3. 「うー」:唇を強く前に突き出す

  4. 「べー」:舌を顎の先まで伸ばすように突き出す

これを1セットとして、1日30セットを目安に行います。声は出さなくても効果があります。

2. 「スポット」キープ練習

舌を正しい位置に固定する練習です。

  • 舌先を上の前歯の付け根にある「スポット」に当てます。

  • そのまま舌全体を上顎に吸い付け、口を閉じます。

  • この時、歯と歯は接触させず、わずかに(1〜2mm)隙間を空けるのがポイントです(歯列接触癖:TCHの防止)。

3. ガムトレーニング

市販のガムを使って舌の力を鍛える方法です。

  • ガムを丸めて舌の上に乗せ、上顎の真ん中に押し付けます。

  • ガムを上顎に薄く広く広げる練習をします。

  • この動作により、舌を持ち上げる力が養われ、自然と鼻呼吸がしやすくなります。


美しい横顔(Eライン)を手に入れるために

鼻の頭と顎の先を結んだ直線を**「Eライン(エステティックライン)」**と呼びます。理想的な横顔はこのライン上に唇がある、もしくは少し内側にある状態です。

舌の位置を正し、鼻呼吸を徹底することで、下顎の位置が安定し、このEラインが整いやすくなります。骨格そのものの大きな修正は矯正治療が必要な場合もありますが、日々の筋肉トレーニングによって、フェイスラインの「もたつき」は劇的に改善されるはずです。


まとめ:今日から始める「鼻呼吸」習慣

顔の印象は、高価な美容液よりも、日々の「呼吸」と「舌」の意識で大きく変わります。

  • 舌は常に上顎(スポット)につける

  • 呼吸は必ず鼻で行う

  • 「あいうべ体操」で口周りを鍛える

これらを意識するだけで、数ヶ月後には「顔がスッキリした?」「表情が明るくなった」と周囲に気づかれるほどの変化が現れるでしょう。

一晩で変わる魔法ではありませんが、継続は力なり。まずは気づいた時に舌を上顎にペタッとくっつけることから始めてみませんか?


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